職員向けMicrosoftソフトウェア利用について

本学の職員は大学資産の機器や個人所有(私物)のパソコン・スマートフォン等において、OfficeやAzure Dev Tools for TeachingのソフトウェアやWindowsOSのバージョン変更ができます。(WindowsOSのバージョン変更は大学資産の機器のみ)
はじめて利用する場合は、「利用対象者」「誓約事項」「利用マニュアル」を必ずご確認ください。

大学資産端末(用度課から配布されているPC等)での利用方法


個人所有(私物)の機器での利用方法

■職員向け利用可能ソフトウェアについて

ソフトウェア 利用機器 備考
Office Professional
(Windows版/Mac版)
大学資産端末 Office Professionalを台数無制限で利用可能です。
ただし、大学のネットワークに接続している必要があります。
(学内からKMS認証方式で認証します※1)
最新バージョン含め、Microsoftがメインストリームおよび延長サポート中のバージョンが利用可能
Windows OS
(アップグレード・ダウングレード)
大学資産端末 すでにWindowsがインストールされているPCに対し、別バージョンのOSにアップグレード or ダウングレードすることができます。
台数無制限で利用可能です。
ただし、大学のネットワークに接続している必要があります。 (KMS認証方式※1)
最新バージョン含め、Microsoftがメインストリームおよび延長サポート中のバージョンが利用可能
Microsoft 365
(Office Professionalと同等)
個人所有端末 Office製品をインストールすることができます。
1人あたり5台のPC/Mac、5台のタブレット、
5台のスマートフォン(合計15台)まで利用可能です。
最新バージョンのみ利用可能
Azure Dev Tools for Teaching
(研究開発系ソフトウェア)
Visual Studio
Windows Embedded
Windows Server
SQL Server 等
個人所有端末
大学資産端末
研究開発系のソフトウェアが利用できます。
ただし、個人の教育学習や研究目的の場合のみ利用できます。
商業、営利目的の場合は利用できません。
最新バージョン及び、Webで表示されるバージョンが利用可能

KMS認証

※1 KMS認証方式について
KMS認証とは、学内のPCにインストールされたOfficeがマイクロソフトに対して認証を行うことです。新規インストール後、30日間は認証しなくても通常利用でき、認証した場合はライセンスの有効期間(180日間)が設定されます。その後はバックグラウンドで30日に1回、自動で認証を行います。KMS認証は学内ネットワークからのみ可能で、学外からはできません。認証成功後、180日間認証しなくてもあと30日間は通常利用できますが、それ以降については機能制限モードに移行します。

ライセンス認証の状態と機能制限について

猶予期間 通常通り利用できます。
ライセンス認証有効期間 通常通り利用できます。
機能制限モード 多くのコマンドが利用不可 (淡色表示されて選択不可) になります。
新規ドキュメントを作成できません。
既存のドキュメントを表示できますが、編集することはできません。

■利用対象者
  • 利用できる職員には、定時職員・派遣職員も含まれます。
  • 大学資産の業務用PC等への導入は対象キャンパスのみ可能です。但し、私物用のAzure Dev Tools for Teaching と Microsoft 365 Apps for enterpriseについては職員が東大阪キャンパスの内数に含まれるため、@itpのメールアドレスを所持していれば、どの拠点の職員でも使用可能です。
■誓約事項

ソフトウェアの利用にあたっては、利用条件および以下の誓約事項の遵守が必要です。

  • 利用者は、ソフトウェアの利用および管理に関して充分留意し、万一誓約事項に反する行為を行った場合は、申請したすべてのソフトウェアについて削除すること。
  • 申請内容に変更が生じた場合は、速やかにKUDOS学生センターに届け出ること。
  • 利用者は、利用者もしくは第三者によって、申請した機器以外の機器に本申請で借用したソフトウェアをインストールしないこと、かつ借用したソフトウェアの複製を行わないこと。
  • ソフトウェア利用にあたっては、利用資格をもたない者にこれを利用させないこと。
  • ライセンス契約の終了、もしくは卒業や転部、転・退職等により利用資格を失った場合は、該当する全てのソフトウェアを速やかに削除すること。
  • インストール作業は利用者の責任により行うこと。インストール後のソフトウェア利用時に発生したトラブルは、利用者の責任により対応すること。

Office Professional(Windows版/Mac版)
Windows OS(バージョン変更)の利用について

職員用の大学資産端末(業務用PC)は、各拠点のシステム管理者がWindows OS、Officeのインストールを行った
上で配布しております。基本的に、一般の職員がこのDownload Stationを使ってWindows OSやOfficeを
ダウンロードする必要はありません。

■Download Station ログインページ
Download Station ログイン

Download Station
ログイン

■利用までの流れ

Download Station にアクセス・ログイン

ソフトウェアのダウンロード・インストール

ソフトウェアのライセンス認証

■準備するもの

・事務系ユーザID・パスワード

■インストール可能な機器

大学資産の機器・・・職員業務用PC(用度課配布PC等)

■インストール可能台数

大学資産の機器・・・無制限

■利用マニュアル

ダウンロード・インストール・アクティベーションの方法を記載しています。

利用マニュアル(Office)

利用マニュアル
(Office)

利用マニュアル(Windows)

利用マニュアル
(Windows)



■利用可能製品一覧

製品カテゴリ 製品名称 提供形態
Office Professional Plus
(Windows版)
Office Professional Plus(32/64bit、日本語版・英語版) 新規インストール可能
Office for Mac
(Mac版)
Office for Mac Standard(多言語版)
Windows Education Windows Enterprise / Professional(32/64 bit、日本語版・英語版) アップグレードのみ(※1)
Core Client Access License  (Core CAL) Windows Server CAL (Windows Server へのアクセス用ライセンス) アクセス権のみ
(インストール不要)
Exchange Server Standard CAL (メールシステム用ライセンス)
SharePoint Server Standard CAL(ポータル・コラボレーション用ライセンス)
Skype for Business Server Standard CAL (プレゼンス・ビデオチャット用ライセンス)
System Center Configuration Manager CAL (パッチ配布・OS展開・資産管理用ライセンス)
System Center Endpoint Protection (セキュリティ・マルウェア対策用ライセンス)

※1
  • WindowsOSはアップグレードライセンスのため、アップグレード対象のOS(Windows/MacOS)がプリインストールされたパソコン、もしくはWindows/MacOSの新規インストールパッケージを購入してOSをインストールしたパソコンをお持ちの方のみ利用可能です。
    OSレスのPCやLinuxOS等が搭載されたパソコン等では利用できません。
    MacOSについて、厳密にはWindowsOSにアップグレードすることはできませんが、アップグレード扱いとして新規インストールすることができます。
  • WindowsOSのアップグレード方法としては、下記の3つから選択することが可能です。
    ①、②、③についてはすべて併用可能です。
    ①OSアップグレード(※WindowsOSがインストールされたパソコンのみ対象)
     元のWindowsOSに新しいWindowsOSを上書きインストールします。
    ②デュアルブート環境の構築(※WindowsOS、MacOSがインストールされたパソコンが対象)
     元のOSを残し、2つ目のOSとしてWindowsをインストールし、ブートローダ(Windowsブートマネージャー、Boot Camp等)によりデュアルブート環境を構築できます。トリプルブートやそれ以上のマルチブートはNGとなります。
     元のOSの他に1つだけWindowsOSを物理環境にインストールし、デュアルブートすることができます。
    ③仮想OS環境の構築(※WindowsOS、MacOSがインストールされたパソコンが対象)
     元のOSを残し、ハイパーバイザ(Virtualbox等)により仮想OS環境に新しいWindowsをインストールします。
     なお、元のOSを除き、仮想OS環境として最大4つまでWindowsOSの同時利用が可能です。
  • ②、③の方法を選択する場合は、Download Stationから申請を行い、ISOイメージをダウンロードしてご利用ください。
    手順はこちらをご覧ください。また環境構築に必要なブートローダやハイパーバイザは個人で入手してください。
  • 上述のルールは2017年9月時点のものです。今後、変更になる場合があります。

■利用に関する注意事項
  • それぞれの最新バージョン含め、サポート中のバージョンを利用可能。
    ※詳しくは下記URLを確認してください。
  • Download Stationで配布しているソフトウェアは基本的にKMS認証(学内ネットワークからの認証)で利用
    となります。何らかの理由でKMS認証できない場合はMAK認証を使ったり、Windows OSの再インストールを
    行いたい場合はISOが必要になったりします。こういったイレギュラーな使用方法についてはこちらの手順を
    ご覧ください。

Office(Microsoft 365)の利用について

■Microsoft 365 サインインページ
Microsoft 365 ログイン

Microsoft 365 サインイン

※ 利用には 近畿大学Microsoft 365アカウント が必要です。
  近畿大学Microsoft 365アカウントの利用開始については、

  を参照してください。

■利用までの流れ

 KINDAI ID設定変更Webでの近畿大学Microsoft 365アカウント利用開始
  ↓
 ソフトウェアのダウンロード・インストール
  ↓
 ソフトウェアのオンライン認証(アクティベーション)

■準備するもの

・近畿大学のMicrosoft 365アカウント
 (全てのマイクロソフト製品利用の共通アカウントとなります)

■インストール可能な機器

職員の個人所有(私物)のパソコンやスマートフォン

■利用可能台数

個人所有の機器・・・PC/Mac 5台まで、タブレット 5台まで、スマートフォン 5台まで。
          1ユーザー最大15台まで。
個人所有の機器

■利用マニュアル

インストール・アクティベーションの方法を記載しています。

利用マニュアル(Microsoft 365)

利用マニュアル
(Microsoft 365)

■利用可能製品一覧

Microsoft 365 は契約期間中、常に最新バージョンがクラウド配信され、自動更新が行われます。
旧バージョンのOffice利用はできません。

OS 製品カテゴリ 製品
Windows Microsoft 365 Apps for enterprise
word word word word word word word
Microsoft Word      Microsoft Excel
Microsoft PowerPoint   Microsoft Outlook
Microsoft OneNote     Microsoft Publisher
Microsoft Access
Mac Microsoft 365 for Mac
word word word word word
Microsoft Word      Microsoft Excel
Microsoft PowerPoint   Microsoft Outlook
Microsoft OneNote
iPhone / iPad
/ Android
Office for iPad
Office for iPhone
Office for Android
word word word
Microsoft Word      Microsoft Excel
Microsoft PowerPoint
※プレミアム機能を利用可能
※iPhone / iPad / Androidについて
 Word、Excel、PowerPointについて、Microsoft 365のアカウントを使用することでそれぞれのプレミアム機能を
 使う事ができます。以下のサイトを参照してください。

■利用に関する注意事項
  • Microsoft 365を利用するには、ユーザ認証が必要です。
    ※近畿大学Microsoft 365アカウントは <KINDAI ID>@m365.kindai.ac.jp となります。
    詳細は「こちら」の手順を参照してください。
  • 転・退職後は使用できません。
  • インストールしたOfficeは、インターネット経由で30日に1度ライセンスの確認が行われます。
  • ライセンス認証に失敗すると、正常にライセンス認証を促す警告が表示され、その後も認証されない状態が続くと
    Officeの利用が制限されます。(閲覧機能のみになります)
  • Officeの利用ができなくなった場合でも、すでに作成しているWordやExcelなどのファイルが削除されるわけでは
    ありません。
ライセンス認証の確認後 Officeアプリケーションの動作
30日以内 通常動作
31日~60日 Officeアプリケーションにライセンス認証を促す警告が表示されます。
61日以上 機能制限モードへ移行し、無償版と同様の閲覧機能だけになります。
※有効期間中にも関わらず、認証できない場合は以下を確認してください。
・インターネットに繋がっているか?
・アカウント/パスワードが間違っていないか?
■問合せ先

 Microsoft 365に関しては下記にお問い合せください。
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 日本マイクロソフト サポート窓口

 TEL   :0120-54-2244

 受付時間:平日9:00~18:00、土日10:00~18:00(祝日、休業日を除く)
 
 ※電話を掛けると、番号案内が開始されます。
  「1」→「1」→「1」→「1」→「2」を選択すると、オペレーターに繋がります。
 「Student Use Benefit特典を利用したい」とお伝えいただき、問合せをしてください。
 製品名を確認された際は「Microsoft 365 Apps for enterprise」とお伝えください。
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Azure Dev Tools for Teaching(Visual Studio等)の利用について

■Azure Dev Tools for Teaching サインインページ
Azure Dev Tools for Teaching ログインページ

Azure Dev Tools
サインインページ

※ 利用には 近畿大学Microsoft 365アカウント が必要です。
  近畿大学Microsoft 365アカウントの利用開始については、

  を参照してください。

■利用までの流れ

 KINDAI ID設定変更Webでの近畿大学Microsoft 365アカウント利用開始
  ↓
 ソフトウェアのダウンロード・インストール
  ↓
 ソフトウェアのオンライン認証(アクティベーション)

■準備するもの

・近畿大学Microsoft 365アカウント
 (全てのマイクロソフト製品利用の共通アカウントとなります)

■インストール可能な機器

・大学資産の機器・・・教員業務用PC、研究室用PC、PC教室のPCなど
・個人所有の機器
※学習や研究を目的としたものであること。

■利用マニュアル

ダウンロード・インストール・アクティベーションの方法を記載しています。

利用マニュアル(Azure Dev Tools for Teaching)

利用マニュアル
(Azure Dev Tools)

■利用可能製品等
製品カテゴリ 製品
OS (組み込み機器対応) Windows Embedded
開発 & デザインツール Visual Studio Community(※1)、Visual Studio for Mac
(C#、Visual Basic、F#、C++、Python、Node.js、HTML/JavaScript、TypeScript)
サーバ Windows Server(※2)、SQL Server

※1 Azure Dev Tools for TeachingではVisual Studio 2015以降、個人用途のメインストリート版として
   Communityを用意しています。
   Communityはチーム開発で必要となるTFS機能とCodeLense (検索機能) 以外はProfessionalと同じ機能を
   備えており、ライセンスキーの代わりにマイクロソフトアカウントを利用して登録を行います。
   前述の通り個人での利用を主目的としていますので、PC教室・研究室での複数台パソコンへインストールを
   行い、チーム開発機能などを活用される場合はProfessionalをご利用ください。
   Professional2017をご利用になられる場合は、Azure Dev Tools for Teachingではなく、
   Download Stationにて申請を行ってください。なお、申請方法についてはこちらをご覧ください。

※2 Azure Dev Tools for Teachingでは1台のライセンスしか提供されません。
   PC教室・研究室での複数台パソコンへの導入を希望する場合には、Azure Dev Tools for Teachingでは
   なく、Download Stationにて申請を行ってください。なお、申請方法についてはこちらをご覧ください。

■利用に関する注意事項
  • 個人での教育学習や研究開発目的でのみ利用可能です。
  • 商業目的の利用はできません。
    ※Windowsアプリ、ゲームを開発し、Microsoftのアプリストアに公開する場合は例外として利用できます。
  • それぞれのソフトウェアは、本プログラムにて使用可能なグレード・バージョンが表示されています。
  • 転・退職後は利用できません。PCから削除いただく必要があります。
    (転職先の大学がEES契約を結んでいる場合でも、本学で導入したソフトウェアは削除してください。)
  • Visual Studio Communityなどの「プロダクトキーが表示されない」一部のソフトウェアは、ソフトウェア起動後にサインアップで作成したMicrosoftアカウントでのログインが必要となる場合があります。
  • 詳細については以下のガイドラインを確認してください。
■問合せ先

 Azure Dev Tools for Teachingに関しては下記にお問い合せください。
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 Microsoft Azureサポート窓口(日本語可。返答は翌営業日以降。)
  Mail :https://portal.azure.com/#create/Microsoft.Support
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