既にご存知の方も多いと思いますが、2017年5月12日(金)からランサムウェア(身代金を要求するコンピュータウィルス)であるWannaCry(WannaCrypt、WanaCryptorとも呼ばれる)によるサイバー攻撃が世界各国で発生しています。
「MS17-010」という修正プログラムを適用していないWindowsパソコンを狙った攻撃で、感染するとコンピュータのファイルが暗号化され、コンピュータが使用できない被害が発生する可能性があります。
つきましては、各自、下記の対応をお取りいただきますようお願いいたします。
●対策
1.不審なメールの添付ファイルの開封やリンクへのアクセスをしない
今回のランサムウェアの感染には細工したメールの添付ファイルを開封させる等の方法が用いられていると報道されています。
メールの確認作業をする前に必ず以下の「2.」「3.」の対策を実施してください。
また、自身で判断できない場合は総合情報システム部(KUDOS)までご連絡ください。
2.Windows修正プログラムの適用
2017年3月15日にマイクロソフト社から提供された修正プログラムをWindowsUpdateでインストールしてください。
何らかの理由でWindowsUpdateされていない方は直ちに最新のものにアップデートしてください。
3.ウイルス対策ソフトの定義ファイルを更新する
ご自身のパソコンにインストールされているウイルス対策ソフトをアップデートしてください。
何らかの理由でウイルス対策ソフトを導入していない、または最新版の定義ファイルをアップデートしていない方は総合情報システム部(KUDOS)までご連絡ください。
4.感染してしまった、もしくは感染してしまったかもしれない場合
直ちに、当該パソコンのLANケーブルを引き抜く、または無線LAN機能をOFFにし、ネットワークから切り離して下さい。
その後、総合情報システム部(KUDOS)に直ちにご連絡ください。
●参考URL
・IPA
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20170514-ransomware.html
・JPCERT CC
https://www.jpcert.or.jp/at/2017/at170020.html
・マイクロソフト株式会社
https://blogs.technet.microsoft.com/jpsecurity/2017/05/14/ransomware-wannacrypt-customer-guidance/
●連絡先
近畿大学 総合情報システム部(KUDOS)
TEL:06-4307-3085
06-6730-5880(dial-in ext3450)
Web :https://kudos.kindai.ac.jp